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放蕩記

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古澤巌 ジョン・健・ヌッツォ / 豊田市コンサートホール

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ョン・健・ヌッツォさんのファンなので、このコンサートの事を知り直ちにチケットを取りました。場所は豊田市コンサートホール。このホールに行くのは初めてです。ライブツアーの題名は「Live Under the Tree ~Time to say goodbye~」。日本を代表するバイオリニストの古澤巌さんのコンサートにジョン健ヌッツォさんがゲスト出演するという形を取っています。

ジョン健さんは、世界的に有名な日系アメリカ人のテノール歌手です。イタリア人の父と日本人の母の元に1966年生誕。2002年に紅白歌合戦に出演、2004年にNHK大河ドラマ「新撰組!」の主題歌を歌い注目されましたが、2008年に犯罪により急速に評価が低下してしまいました。私はそれが残念でならない。私は彼の2枚だけ存在するCDと付属のDVDを所有していますが、彼は現存する世界ナンバーワンのテノール歌手であろうと思っています。その経歴のためか、最近はこのコンサートのようなゲスト出演であったり、社会貢献的なコンサート活動を主になさっているようです。前科のある彼をどう評価するかは異論があると思いますが、彼の才能は世界の宝ですので、私は応援していきたいと思っています。

この日の主役である古澤さんもそう思っているようでした。古澤さんはご自分が主役のコンサートにもかかわらず「このコンサートを催したのは私がジョンの歌声を聴きたかったからだ。ジョンの歌に合わせてバイオリンを弾けることは幸せだ」とゲストへのリップサービスだけとは思えない心のこもったMCをされておりました。

前半8曲、休憩を挟んで後半8曲とアンコール2曲の全18曲。そのうち8曲をジョン健さんが歌いました。「オーソレミオ」を歌った後は、前のお客さんはジョン健さんをご存じなかったようで「あの人イタリア人?」って呟いていました。まあ半分イタリア人なのは事実ですが。「オンブラマイフ」は演出なのかどうかわかりませんが古澤さんの思いつきでマイクなしの完全な生での歌となりました。古澤さんは自身のブログでこう書かれています「ジョンの歌声が響いた。豊田市コンサートホール。なんと美しい響き。オンブラマイフは、完全に生。新たな世界が見えた、特別な一夜になった。皆、ありがとう。そして、ありがとう、ジョン」。ジョン健さんの代表曲「誰も寝てはならぬ」はやはり圧巻で、観客は興奮の坩堝と化しました。私も思わず「Bravo!」と叫んでいました。そしてアンコールの2曲目。古澤さんが声をかけると再びジョン健さんの登場。もしや…コンサートの題名になっているだけでその曲は演奏しないんだな、と思っていたあの曲か? と期待が高まります。果たして「Con Te Partirò(Time to say goodbye)」でした。プログラムに載らないアンコール曲をコンサートの題名にするなんて憎いね! もちろん「Bravo!」でございます。

ジョン健さんだけでなく古澤さんのバイオリンも素敵でした。テクニックはもちろん凄いのでしょうが、それだけでなく歌心があります。私は「シェルブールの雨傘」の情感に感動しましたし、「アフリカ」という曲の不思議な響きに魅了されました。「ユーレイズミーアップ」ではジョンの歌声とあいまって感動的で涙ぐむ人もいました。

また途中2曲はARIAさんという元気溌剌の若い女性バイオリニストと古澤さんの共演もあり、バラエティに富んだ構成で退屈しません。

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さてこの豊田市コンサートホールですが、素晴らしいホールでした。木と石で作られたホールは音の響きが良く、先に書きましたように古澤さんはMCでも音の響きを絶賛されていましたし、ジョン健さんも「素晴らしい響きのクラシックホール!!」とリハーサルの際にツイートされていました。ホールの正面には重厚感溢れるパイプオルガンが鎮座し、デザイン的にもなかなかのものです。豊田市駅前の参合館というビルの10階にあります。平成10年に建てられたようですがこんな素晴らしい施設があるとは知りませんでした。8階には能楽堂もありこちらも興味が湧きます。

このような世界的なミュージシャンの演奏と歌声を、小さすぎず大きすぎない適度な距離感と、素晴らしい音響効果の中で聞くことができたのは大満足でした。

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「ジョン・健・ヌッツォ オフィシャルウェブサイト」はこちら
「古澤巌オフィシャルブログ」はこちら
「豊田市コンサートホール施設概要」はこちらです。

木下グループPRESENTS 古澤巌×ジョン・健・ヌッツォ LIVE UNDER THE TREE \5,500
 

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