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放蕩記

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Moments / Restaurant of Mandarin Oriental, Barcelona

Category - 各国料理
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ンダリン・オリエンタル・バルセロナのシグネチャー・レストラン「モーメンツ」は、女性シェフとしては最も多くのミシュラン・スターを獲得しているカルメ・ルスカイェーダがプロデュースし息子のラウル・バラムがシェフを務める1つ星レストランです。スペインの食事開始時間はほぼ日本よりも2時間遅れていますので、夜の開店は午後8時半から。その時間に予約を入れました。

 ホテル内のレストランでディナーを取るのは最高です。部屋でシャワーを浴びてゆっくり身だしなみを整え数分前に部屋を出れば、予約時間丁度にレストランのドアを開けることができます。それにワインで酔っ払って足許がふらついたとしても、エレベーターに乗りさえすればベッドに辿り着けるのですから。ベラージオのピカソ、マンダリン東京のシグネチャー、ムーリスのレストランムーリスなど記憶に残るレストランばかりです。そんな素晴らしい系譜にモーメンツも連なることができるのでしょうか。さあ8時半にモーメンツのドアを開けます。

 ピシッと決めた女性スタッフににこやかに出迎えられ、テーブルに案内されます。白いテーブルと座り心地のよい椅子。店内の照明は落ち着いた暗さでシックな高級感があります。スマートな身のこなしの男性スタッフがメニューを持ってきます。微笑みとそつのない動きはさすがです。Tasting Menuといういわゆるコースを頼みました。注文したコースのお品書きが2種類届きます。1冊はMicro Menuという4種類のアペタイザーについてのもので可愛いイラスト付きです。もう1冊はそれ以降の前菜、メイン、デザート、お菓子が書かれたもので、日付と、カルメ・ルスカイェーダ、ラウル・バラムの名前も記されています。

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客席の奥に厨房が見えます。開店早々なのでまだ空席がありますが1時間もすると満席となりました。我々以外は白人カップルやグループでした。

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ベランダ側の窓の向こうにはガーデンのグリーンの壁が見えています。

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グラスはイッタラ製。驚くべきことに、おしぼりが出されます! サン・パウの支店が東京にあるせいでしょうか、日本文化の影響が見られます。

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お品書きは2冊あります。マイクロメニューの方はかわいいイラスト付きです。

1品目はマイクロメニューの更に前のアミューズ。コロッケのようなもの。馴染みの味です。
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2品目からはマイクロメニューのはじまりはじまり。Aperitifs in May have been inspired by the month of flowers. とメニューに記されていますので、5月の花にちなんだ料理のようです。 まずはMargarita cocktail。マルガリータはスペイン女性の名前です。テキーラベースのカクテルですが、飲み物というよりもドロリとした食感があり、季節の花が添えられていました。
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3品目はBredcrumb coted scallop and acasia flower(ホタテとアカシアの花をパン粉で揚げたもの)。
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4品目はQuail with rose vinagrette(ウズラ、薔薇のビネガーと)。
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5品目はSavoury pansy creme caramel(クリームキャラメルに良い香りのするパンジーを載せたもの)。
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さてお楽しみのマイクロメニューが終わりいよいよ本格的な前菜へと入っていきます。 6品目はGreen Peas with home-made black sausage。そうですグリーンピースです。しかしグリーンピースがこんなに美味しいと思ったことはありませんでした。
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7品目はSea Cucumbers with artichockes and potato。アーティチョークとポテトは分かるとして、これナマコですか? マジ美味いんですけど。
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8品目はRed Mullet chickpeas and red pepper(ヒメジ、ひよこ豆、赤とうがらし)。
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9品目はSea Bass mild curry sauce, mango and vanilla(スズキのカレーソース、マンゴーとバニラ) 。
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さて10品目は肉料理ですが、Coulant Meatball potato's parmantier, carrot and zucchini(クーランというのは中身が流れ出す料理のことです)。肉団子ですね。3種類のソースの上に乗っかってます。
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割ってみると、やっぱり中のソースが流れ出しました。肉料理がこれならお腹のふくれ具合も大丈夫。後はデザートなので完食できそうな見通しが立ちました。よかった。
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11品目はデザートの前のpredessert。strawberries, mint and almond milk。
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12品目はケーキとアイスクリーム、New Pajamas 2012(パイナップル、ピーチ、アイスクリーム)。
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13品目はアイスクリーム、Origins(ココア、コーン、ピーナッツ、カシャッシャ、ユッカ)。
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14品目は8種類のプチフール(もちろんメニューには一つずつ解説されています)とコーヒー紅茶。
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食後のひとときを楽しんでいるとマネージャーに連れられてラウルシェフが挨拶に来てくれました。もちろん料理を絶賛しました。そして一緒に写真を撮ってもらいました。
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 15%ほどのチップを上乗せし、ドリンク代入れてジャスト300€をルームチャージにし、満足して店を後にしました。時計を見ると11時を回っていました。3時間弱のエンターテイメント。スマートでフレンドリーな給仕、料理の出てくるタイミング、マイクロメニューなど楽しい工夫、薄味で素材を生かした料理の味、上質な店の雰囲気、もちろん最後にはシェフがテーブルをまわって挨拶をする。完璧です。これで1食100€ちょっと。このクオリティからすればとても安い。スペイン料理おそるべし。

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