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放蕩記

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晁隆房(ちょうりゅうぼう)/ 中国潮州料理

Category - 中国料理
土曜日の夜だが気が向いたので急遽レストランに行くことにした。15年以上前に2回ほど訪れたことがあるこの店に電話をしてみるとカウンターならOKとのこと。個室しか利用したことがないので願ったりだ。

松坂屋やコンランショップに行く際に、エンゼルパーク駐車場が満車の時でもパークプレイスは並ばずに入庫できることが多く、よく利用する。つまり穴場。そのパークプレイスの1Fにこの店はある。高級感のある入り口の雰囲気が良い。個室がたくさんあるが、以前利用したときの印象では窮屈だったのでカウンターが楽しみ。弓状になったカウンターの前には海槽があり、高級中国料理レストランというよりも生け簀料理店の趣。そのためカウンター席では、流れ落ちる水の音と、ほんのり海の臭いが気になる。まあそのうち慣れるのだが。

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個室が数室。カウンターは10席。カウンターの前には海槽がある。

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生け簀から獲った魚介類が目の前でさばかれていく。

ディナーメニューでは最安値の7000円のコースが新設されたようで、次の8000円のコースとたいして変わらないのでこれにした。ドリンクメニューにはビールや日本酒、紹興酒、ソフトドリンクはあるが、グラスワインやウーロン茶の設定がない。ウーロン茶は頼めば持ってきてくれたが、味気ないものであった。コースはお通しを入れずに9品。おつまみのようなお通しも意外においしい。1品目は潮州風刺身。目の前の生け簀から網ですくったカワハギを目の前で手早く調理していく様子は見た目にも新鮮。2人で訪れたので、給仕がカウンターの前でいくつかの具材と調味料を混ぜながら、刺身をより分け盛りつけていく。こういったサーブの仕方は楽しい。そしてカワハギのキモに代表されるように、新鮮さ故のおいしさは何ものにも代え難い。

2品目はキヌガサダケのスープ。濃くも薄くもない出汁の塩加減がちょうど良い。これはすべての食材に共通していえることだ。3品目は牡蠣のカレー風味揚げ。もちろん目の前で獲った牡蠣を調理する。ナンプラーのようなタレにつけて食べるのだが、何しろ新鮮で牡蠣自体がうまいので、カレー風味や甘酢の必要性は特に感じなかった。4品目は野菜とエビの炒め物で目の前で取り分けてサーブ。5品目は柿とイカのチリソース。6品目はクロダイの潮州風蒸し物。タイの身自体の甘さが絶品。7品目は点心で、シューマイとエビギョウザ。8品目はおかゆ。出汁が上品でおいしい。9品目はデザート。5種類ほどから選ぶが、杏仁豆腐にした。豆乳の風味があった。甘さも適当で良い。

15年以上前に訪れたときと比べて、店内の造作の細かい部分に古さを感じる。以前は高級な店だなという印象だったが、値段はともかく高級感という点では中ぐらいの店だ。店のハードや、感じは良いのだがちょっとあっさりしすぎている店員の動きなど、むしろ庶民的な店になってしまった印象だ。そういった点でコスパは良くない。しかし生きていた魚が目の前で調理され出される圧倒的な新鮮さ、そして上品な味付けはこの店の強みだ。

店のホームページ

Category - 中国料理

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