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放蕩記

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蝶々夫人 / あいちトリエンナーレ2013

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々夫人はプッチーニの代表的なオペラです。あいちトリエンナーレの目玉の一つとして愛知県芸術劇場大ホールで上演されました。あいちトリエンナーレは2回目の開催で、3年前の1回目は「ホフマン物語」が上演されました。ホフマンが良かったので妻と娘を連れて行くべく早々にチケットを購入しました。S席15,000円x3。

ストーリーは以下の通りです。

19世紀末の港町・長崎。アメリカ海軍の士官ピンカートンは、 結婚仲介人ゴローに紹介された15歳の芸者・蝶々さんと結婚式を挙げる。 蝶々さんは愛するピンカートンのため叔父の僧侶ボンゾに非難されるのを承知でキリスト教に改宗したが、 ピンカートンは、日本滞在中だけの軽い気持ちでしかない。 やがて、ピンカートンはアメリカに帰国し、年月が過ぎるが、それでも蝶々さんは彼が戻ってくる事を信じている。 領事シャープレスは、蝶々さんに、もしピンカートンが戻ってこなかったら、と尋ねるが、 蝶々さんはピンカートンとの間に生まれた子供を見せ、そんな事は有り得ないと言い張る。ついに、ピンカートンの乗る船が寄港する。蝶々さんと女中のスズキは喜ぶが、ピンカートンは帰らないまま夜が明ける。 スズキが夜通し寝ていない蝶々さんを休ませたところに、ピンカートンとシャープレスが登場し、 蝶々さんの子供を渡すように説得するよう、スズキは説き伏せられる。 ピンカートンのアメリカ人の妻ケイトと対面した蝶々さんはすべてを悟り、子供を渡すことを約束する。そして、父の形見の刀で自刃する。



悲劇的でいたたまれない物語ですね。日本人にとってはなおさらです。しかし日本を舞台にした作品がオペラを代表する演目の一つとなっていることは嬉しいことです。

主人公の蝶々夫人は初めの方から最後までほぼでずっぱりで、第2幕の有名なアリア「ある晴れた日に」を筆頭に、レベルの高い歌唱力が求められるため「ソプラノ殺し」と言われる難役とされています。今回は安藤赴美子がこの役を見事にこなしていました。シャープレス役のバリトン、ジューリオ・ボスケッティも良かったです。演出は建築学科卒業の経歴を持つ田尾下哲。グラバー邸の高台から眺めた長崎の海のような風景を背景に、襖をイメージした壁を上手く使った奥行きのある舞台装置が見事でした。

あいちトリエンナーレ・プロディースのオペラ作品はCPの高いもので、3年後の次なる作品が待ち遠しいです。

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