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放蕩記

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アンナ・ネトレプコ concert in Japan 2016

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ンナ・ネトレプコは今世紀最高の歌姫(ディーヴァ)と絶賛されているソプラノです。2011年5月のMETの来日公演では、生で見ることができるはずでしたが、東日本大震災による原発事故の影響でネトレプコが急遽来日を取りやめるという事態になってしまいました。その時の顛末については以前の記事に書いた通りです。それから5年。ネトレプコが2016年3月に東京と名古屋でコンサートをするとの報を受け、今度こそはと昨年11月にチケットを取りました。震災から丁度5年の3月に来日。そして前回来るはずだった名古屋にも来るというのは、ネトレプコ自身、何か思うところがあったのではないかと推察いたします。そしてネトレプコ自身の来日としては実に11年ぶりになることのことです。

 妻と長女の3人分、良い席を取るのは至難の業でしたが何とかS席が取れました。チケット代は38,000円x3。愛知県芸術劇場コンサートホールは1,800席で、2,500席の大ホールと比べて小さく、演者との距離が近い素敵なホールです。コンサートのプログラム誌(2,000円)やCD、DVDなどを買った人は全員、公演後のサイン会に参加できるとのことで、多くの人が列をなして買い求めました。もちろん私も。

 18時45分開演。管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団。指揮はヤデル・ビニャミーニ。共演するテノール歌手、ユーシフ・エイヴァゾフはネトレプコの夫です。夫婦一緒に仕事で世界を廻れるなんて良いですね。東京フィルハーモニーをバックにアンナが4曲、夫が4曲、二人で2曲の10曲、更にアンコールでそれぞれ1曲ずつの合計13曲を堪能しました。

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 ネトレプコはやはり素晴らしかった。オーケストラをバックにしても、もちろんマイクなしで、信じられないような声量。そして絹のように滑らかで艶のある声質。消え入るような小さな声でも最後まで途切れることがないテクニック。その生歌が耳から入ってくるだけで、脳が浄化されるような気がしました。パワーとテクニックと美しい音色を兼ね備えた、まさに現代世界最高のディーバです。アンコールではほぼ全員が総立ちになるスタンディングオベーションで、ブラヴァのかけ声が飛び交いました。

 約2時間の公演後はお約束のサイン会。こんなに沢山の人にサインをして腱鞘炎にならないだろうかとこちらが心配になるほどでしたが、指揮者とアンナとユーシフの3人で、数百人も並んだ一人一人に、疲れているだろうに嫌な顔一つせず、にこやかにサインをしてくれました。そのチャーミングな性格にも大変好感が持てます。ますますファンになりました。 歴史に残るアーティストのまさに絶頂期に、直に見て聴けた事は一生の思い出になるでしょう。

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