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放蕩記

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フランクミュラー / ロングアイランド

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テックがまた故障したので昨年末にデパートのパテックへオーバーホールを依頼した。それだけで約9万円。ケースの磨き上げとリュウズ交換も含めると約12万円。パテックはすべての部品の在庫があり、どんなに古いモデルであろうと必ず修理することができるという絶対的な信頼がある世界最高のマニファクチュールとして知られる。それは良い。しかしよく壊れるな…(前回の修理の顛末はこの記事参照)。それに今回は4−5ヶ月もかかるという。冗談じゃないぞ、というのが正直な気持ち。4−5ヶ月もの”パテロス”気分をどうしてくれよう。私は他にも親から譲り受けたロレックスや、クレドールのクオーツモデルを所有しているが、パテの代わりが務まるグレードではない。ということで、新しい腕時計探しの日々がはじまった。

そもそも1年ほど前にデパートの外商にパテックの大人気モデルであるところのノーチラス 5711のステンレスモデルと、オーデマ・ピゲの大人気モデルであるところのロイヤルオーク・エクストラシンが入ったら試着させてくれるようリクエストしていたのだが、さすがに年に1−2本入るかどうかでしかも予約待ちでいっぱいという超人気モデル、全く音沙汰がない。ここで視野を広げてスポーツモデルだけでなく両社の他のモデルや、バシュロン、ブレゲ、ロジェデュブイにまで検討に入ったが、そもそも欲しくなるようなモデルは店頭にないし、かと言って予約して数ヶ月待つつもりもない。ロレックスは在庫も豊富で、物自体も良くて超無難なのだが、すでに持っているということもあり断念。そこでハタと気づいたのがフランクミュラー。否、はじめから気づいていたのだが眼中になかったのだ。なぜ眼中になかったかと言えば、いかにもポピュラーなブランド性と、性能よりもルックスに重きが置かれているような軟派なイメージのためだ。

しかしよくよく考えてみると、私が腕時計に求めているのはそもそもファッションアイテムとしてのものであったはずだ。であればフランクミュラーはもってこいなのではないか。店舗も多く手に入りやすく、デパートの外商を通せば値引きだって期待できる。ということで、先の音沙汰のない外商とは別のデパートのフランクミュラーに赴き、そこの外商に連絡を入れてみた。するとタイミング良く翌日に控えた上品内覧会用にフランクミュラーの気に入ったモデルが数本入ってきたところだった。

ロングアイランド 1000 SC 自動巻 18Kピンクゴールド
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フランクミュラーならロングアイランドが好みだ。実際巻いてみると、カーブしたケースがフィットして付け心地がよい。ステンレスのモデルも試着してみたら、ステンレスの方が当然軽いのだが、その軽さが安っぽく感じさせる。またサイトの写真などではステンレスとホワイトゴールドの色の差が分かりにくいが、実物を見るとやはり異なる。最もシンプルなロングアイランドで比較するとステンレスで約180万、ゴールドで約250万と値段的には随分と差があるが、そもそも180万でも十分に高い。ということで、18Kの方を購入した。またやはり値段的には、パテックなどとは違いフランクミュラーは外商を通すメリットが大きかった。

ピンクゴールドの長方形ケース、茶色の革ベルト、白い文字盤にフランクミュラーを特徴付けるビザン数字の黒、ブルー針、これらが相まってクラシカルでドレッシーな印象だ。少々不安だったのがそのサイズ。自分の腕が細いので(手首周り16.5cm)、私は大きいサイズの時計を好まない。これは43x30mmのメンズでは一番小さい1000というサイズのモデルだ。もう一つ小さい950というサイズになるとレディースというカテゴリーになる。レディースモデルを付けてもかまわないとも言えるのだが、そのサイズでは購入希望の自動巻がなくクオーツとなってしまうため購入対象からはずれた。実はクオーツの方が性能が良いとも言えるが、やはりこのクラスの時計にとって機械式という高級感ははずせない。

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実際に手首に巻いてみた。これぐらいならギリギリセーフか。大きく感じるので存在感はあるように思う。尚、革ベルトはあらかじめもう一段階短い部分に穴開けをリクエストしておいた。革が柔らかいので今後少し緩くなる可能性もある。

5年前に購入した妻のフランクミュラーと並べてみた。妻のはロングアイランド・アンサンブル(インデックスがビザン数字とローマ数字のアンサンブル)18Kピンクゴールド+ダイアモンドのクオーツで、途中でベルトの色をベージュから白に替えている。当時は約135万で今は約180万ほどの値段になっている。ここ数年の時計の値上がりは凄まじい。

かくしてめでたく妻とペアルックになったという次第。

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