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放蕩記

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ちか道 / ステーキ

Category - ステーキ
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 の店を紹介するのは正直気が進まない。なぜなら、これほど高いクオリティの肉は稀少であり、この店が評判になればなるほどますます稀少になってしまうからだ。だからできることなら、ステーキ好きのグルメの皆さんには、もっと有名な店で、(ここでも充分に高いが)もっと高いお金を出して、そして実はもう少しクオリティの低い肉を、たくさん食べて頂きたい。

 名古屋市新栄、CBCの西側の道を南に入り4本目を左、小さなビルの1階にひっそりとその店はあります。店内はカウンター席と、掘り炬燵式の部屋が二つというこぢんまりした造り。シンプルながら品のいい内装。店員は二人、肉を選ぶ目にかけてはもはや神懸かり的な領域に踏み込んでいる店主と、その妹さんだけ。二人はとても謙虚で腰が低い。しかし肉(とワイン)を語り出したら止まらない。気を付けろ。

 温度管理され選び抜かれた数種類のワインの中から選んだ品でまずは乾杯。生ハムや煮込んだ肉やサラダのお通しが運ばれる。テーブルには肉を焼くための特製鉄板がしつらえてありそれに点火される。やがてつぎつぎと霜降り肉が運ばれてくる。「とにかく現時点での最高の肉とは何か、それを遊んでみてください」と店主が直々に肉を鉄板に乗せてくれる。「今日は店主じきじきですか?」「はい、がんばらせて頂きます」そう言いながら店主は最高の肉について語り始めた。それは美味しい肉を作り出すために情熱をかける熱き男たちの物語であった。そんな話を流し聞きながら口に入れたその焼肉は、うーん、気が遠くなるような美味さ。なんだこれは!! という世界である。こんな厚さの肉がこんなに軟らかく、とろけるように。しかも単に霜降りの部分が軟らかいのではない。赤肉そのものが軟らかく、噛むほどに味が拡がってゆく。こういった感じで数種類の肉が続き、最後にごはんと白みそ汁、とろけるようなメロンで終了します。

「いわゆる品評会などでつけられる最高等級の肉、それが私のお出しする最低のグレードです。最高等級の上にはもう等級がありません。その中でいかに最高のものをお出しすることができるか、というのが私の目指すところです。このクオリティの肉はどんなにお金を積んでも、生産者との信頼関係が無いと絶対に手にはいりません。」と店主。「日本で最高の肉ということは、世界で最高ということですか?」そう店主に聞いてみた。答えは言うまでもない。ということで、来るたびに和牛というもののモノ凄い世界を感じさせられます。

価 格:ステーキコース 15,000~20,000円
満足度:星5

ステーキハウスちか道 (焼肉 / 新栄町、矢場町、栄町)
★★★★★ 5.0

Category - ステーキ

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