Welcome to my blog

放蕩記

Article page

柳生の庄・旅行記

DSC_2642.jpg

善寺には丁度5年前の同じゴールデンウィークに「あさば」に来て以来となる。前日は箱根にいたため国道1号線とナビの言うなりに有料道路を通って、全く渋滞なしに1時間半ぐらいで到着。チェックインの14時まではまだ1時間ある。しかし女将はまだ部屋の準備ができていないことを非常に恐縮していた。超絶左官技巧で作られたラウンジの土壁「蛍壁」を眺め、しばし休息してから修善寺の町へ散策にでかけた。

エントランス。
DSC_2637.jpg

エントランス。
DSC_2636.jpg

エントランス。
DSC_2635.jpg

ラウンジ。
DSC_2634.jpg

ラウンジの蛍壁(鉄錆を土壁に混入する事によって、後々に錆が出てきて、それが蛍火のような表情を出す)。
DSC_2633.jpg

修善寺のお店が集まっている修禅寺のあたりまでは徒歩数分。「赤蛙公園」から「竹林の小径」の中を歩く。修善寺と言えばこの散歩道だ。京都嵐山の竹林を小ぶりにした感じ。

DSC_2643.jpg

DSC_2649.jpg

DSC_2650.jpg

DSC_2653.jpg

伊豆最古の温泉。公衆の足湯「とっこの湯」
DSC_2657.jpg

お薦めのお店。自家製の蜂蜜専門店。さまざまな種類があるが5年前に買った「さくら」の蜂蜜が絶品なので再購入した。店員さんの熱の入った説明が見事。蜂蜜ソフトクリームも人気。
DSC_2659.jpg

こちらもお薦めの店。1個130円の出来たて名物黒饅頭が遠慮なく試食されるという太っ腹。
DSC_2658.jpg

もどってくると部屋の準備ができていた。しかし驚くべきことに、我々の荷物が別の部屋に運ばれていた。あってはならないミスだと思う。しかし女将などから謝罪がなかったが、上まで報告がなされていなかったのかもしれない。いずれにしてももし関係者がこの記事を読まれたならば猛省を促したい。

その部屋は、15室ある中で最も高価な離れの「松の生」1室2名利用の1人¥129,750。日本の宿でも最も高価な部屋の一つではないだろうか。部屋だけで122㎡。それに広い庭と滝のある池が付いている。広い、広すぎる… 池には優雅に鯉が泳ぎ、生い茂る緑によって外界と隔絶された空間が演出されている。床暖房の檜の内風呂とシャワールームを抜けると、圧巻の露天風呂。これもまた超絶技巧で滑らかに作られた石の浴槽に満ちた湯に、まぶしい新緑が映り込む。ウェルカムの抹茶と柏餅を頂く。

離れの部屋(「松の生」と「梅の生」)への道。
DSC_2736.jpg

本間と広縁、窓の外は新緑の庭。
DSC_2668.jpg

DSC_2669.jpg

DSC_2673.jpg

DSC_2672.jpg

離れの「梅の生」「松の生」平面図。
DSC_2750.jpg

網代(あじろ)天井は温度変化などできしむ音がする。
DSC_2674.jpg

鯉が数匹優雅に泳ぐ。
DSC_2793.jpg

庭からの本間と、その向こうの露天風呂のある部屋。
DSC_2678.jpg

DSC_2710.jpg

奥行きのある庭の景色。
DSC_2681.jpg

本間、次の間と中庭をはさんだ8畳の和室。
DSC_2686.jpg

洗面所。
DSC_2696.jpg

シャワールーム。
DSC_2689.jpg

檜の内風呂。床暖房になっている。
DSC_2690.jpg

露天風呂のある建物。
DSC_2695.jpg

圧巻の露天風呂。優に4人は入ることができそうだ。湯は適温で流れ続けているが鏡のように水平。肌触りの良い石。池の流れの音と野鳥のさえずりを聴きながらの入浴は格別。
DSC_2706.jpg

こちらは共有の露天風呂。「武蔵の湯」と「つうの湯」。これらは時間によって男女が入れ替わる。
DSC_2737.jpg

こちらは大きい方の武蔵の湯。写真で見ると池のように見えるが、実際は綺麗な湯で満たされている。
DSC_2738.jpg

流れ落ちる滝のように湯が注がれている。
DSC_2739.jpg

こちらはつうの湯の内風呂。
DSC_2784.jpg

DSC_2788.jpg

露天風呂には雨用であろうか柳生のマークでもある網傘があった。
DSC_2785.jpg

武蔵の湯よりも小さめの露天風呂。
DSC_2786.jpg

湯が注ぎ込まれている場所。
DSC_2790.jpg

さて一風呂浴び、夕食の前にテーブルに足を付けて高くしてもらった。朝食もこのままでよい。本間、次の間の他に中庭をはさんで8畳の和室があるのでそちらを寝室につかうことができるので。担当の仲居さんの世話で部屋食がはじまる。ドリンクメニューは比較的充実しており、ローランペリエのハーフを注文。調理長 柴山崇志による重五(端午の節句)の献立は、約10品の懐石料理。熱した石に自分で和牛を焼いて頂く名物、温石料理や、伊勢海老の造り(この海老は翌朝のお椀の出汁になる)、子鮎塩焼きなどなかなか美味しいものであった。

DSC_2727.jpg

DSC_2752.jpg

DSC_2753.jpg

DSC_2749.jpg

DSC_2754.jpg

DSC_2764.jpg

DSC_2757.jpg

DSC_2766.jpg

DSC_2768.jpg

DSC_2769.jpg

DSC_2771.jpg

離れの部屋では西川の布団とマットレスが使用されている。
DSC_2782.jpg

翌朝も晴天。広縁を通して緑溢れる庭を眺めながら朝食を頂く。豆乳鍋や鰹土佐造り、煮麺など盛りだくさん。葡萄の自家製シャーベットも滑らかで美味しい。 チェックアウトは11時。それまでに名残り惜しみながらもう一度部屋の露天に入る。チェックアウトは部屋で。仲居さんに渡した心付けには、お礼が書かれた領収書とお返しのお菓子が渡された。トランクに荷物が入れられた愛車は玄関の前にセッティングされていた。

DSC_2791.jpg

DSC_2798.jpg

DSC_2795.jpg

DSC_2805.jpg

DSC_2839.jpg

数寄屋造りはわび・さびの精神で伝統的な職人芸で作られた高級和風建築であり、柳生の庄でも素人目には分かりづらいが蛍壁や網代天井など随所に超絶技巧の仕事がなされている。この外界と隔絶した緑溢れる空間過ごす、至福の時間であった。

DSC_2818.jpg

Category - 柳生の庄・修善寺

2 Comments

BP  

詳細なリポート、自分も体験したかのように
読むことができました。

あきれるほどに美しい景色ですね。

日本の建築、庭、食って本当にいいな、って
思いました。

2016/05/12 (Thu) 22:18 | EDIT | REPLY |   

Dr.Takabo  

ありがとうございます。

BPさん、嬉しいコメントありがとうございます。
日本の美を感じることのできる旅でした。
BPさんもお好きなように、欧州の美もまた良いものなのですけれども。

2016/05/12 (Thu) 23:43 | REPLY |   

Post a comment