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放蕩記

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オーベルジュ・ド・リル・ナゴヤ

Category - フレンチ
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ーベルジュ・ド・リル・ナゴヤについて記事を書きたいと思いながらもう何年も過ぎてしまいました。このレストランには私はいろいろと楽しい思い出があり、私が最も好きなレストランの一つなのです。と言っても今までに5回ぐらいしか利用していないのですが、それでもレストランとしては多い方です。

 名古屋駅前にあるミッドランドスクエアは日本で7番目に高い超高層ビルで、商業施設は2007年3月に開業しました。開業当初から変わらずオーベルジュ・ド・リル・ナゴヤとエノテカ・ピンキオーリというフレンチとイタリアンの高級レストラン2店が42階にあります。早いものでもうそろそろ12年が経とうとしているのですね。まだまだ古さを感じさせないミッドランドスクエアなのです。

 オーベルジュ・ド・リルはフランスでミシュラン三ツ星を40年以上も続けているという驚異のレストラン。その店が日本人で初めてフランスで一ツ星を取ったシェフ平松宏之の「レストランひらまつ」と組んで世界初支店を出したのがこの店(東京にもありますがつまり名古屋の方が本家です)。内装は、大地真央の再婚相手として有名になった世界的インテリアデザイナー森田恭通が手がけています。

 ミッドランドスクエアの1階、専用エレベーターで42階へ。目の前にそびえるJRタワーズ(日本で8番目に高いビル)の灯りを見ながらの高速エレベーターはまるで遊園地のアトラクションのようです。名古屋の夜景も高層階から見ると意外に良いものです。42階のエノテカ・ピンキオーリを過ぎて角を曲がると数メートル先のお店のロゴがドンと目に入り、エントランスには店員が直立して待ち構えます。入店する前からのこの高級感の演出はさすが。hを二つ並べたマークは本家オーベルジュドリルのエーベルラン(Haeberlin)さんと平松さんのHを模ったもの。早く着いた場合はウェイティングのラウンジに案内されます。その場所からはも夜景が一望です。

 天井の高いひろびろとした店内。中央には森田氏による巨大な木製のオリジナルシャンデリアがかかります。巨大ですが木製であることで威圧的な感じがないのが良いです。自然に囲まれた田舎の本店への敬意を表して、この人工的な巨大ビルの中に自然を取り入れたのでしょう。 メインフロアは最大70席、他に14席までの個室が2つあります。

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 メニューは何度かの改訂があり現在はディナーでは10,000円から25,000円程度までの4種類があります。10,000円のコースでも十分に楽しむことが出来ます。消費税と13%のサービス料がかかります。ワインなど飲み物の種類は多いですが、グラスシャンパンはHiramatsuラベルのドゥラモットだけ、グラスワインは2-3種類で種類は多くありません。その代わり味の良いものが選ばれていますので問題ありません。

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 テーブル間が離れているので隣の話し声も気になりません。接客は気にならない動きなので、淡々としているようですがそつがない。これが意外に難しいことではないかと思います。

 以前11人のディナーパーティーのため、個室を利用したこともあります。窓側は件の夜景が広がり、反対側の壁は一面ワインセラー。セラーのワインの隙間から、その向こうの厨房の様子が伺えます。暗めの照明のため、豪華で、幻想的な雰囲気となっています。14人まで座れる長楕円形のテーブルで、円卓ほどではないですが、皆さんで会話できるの仕様が良いです。この豪華な雰囲気なら、招待された方も、わざわざ着飾って来た甲斐もあろうかと言うものです。個室の隣にソファーのある前室、その隣にトイレが一つあり、トイレが近くて便利です。

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前室

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前室の壁の本家オーベルジュ・ド・リルの写真。

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個室からの夜景。

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個室の壁はワインセラー。

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ワインの隙間から厨房が見える。

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 先日利用したのはクリスマスもあけた平日の夜、広いフロアーは満席ではないですが12組ほどの客がいて、それなりに盛況です。高い天井に据え付けられた豪華な木製シャンデリアがいつもながら目を惹きます。その下では豪華な生花が色を添えます。ザ・グランメゾンって感じで良いです。15,000円のと迷いましたが10,000円のコースにしました。結論から言うとこれで満足でした。この店のこの味にしてこの値段はコストパフォーマンスも良いと感じました。

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まずはお口取り3品は、フォアグラなどを使ったフィンガーフードで美味しいです。
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前菜一品目は「燻製鴨胸肉のタルタルとマロングラッセのガトー仕立て」。名前から想像される通りの味で美味しいです。
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前菜二品目は「天然ホタテ貝のタルタルとセップ茸のヴルーテ、フォアグラのカダイフ包み」。これは凄い。帆立は何をしてもそれだけで美味いし、フォアグラを衣で包んで揚げたのも斬新で美味い、そして下に張られたスープが絶品です。花があしらわれていて見た目も綺麗。
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魚料理は「的鯛のポワレ チリメンキャベツのクルート 干し柿のチャツネ、アーモンドのクレープで包んだ雲丹のウフブルイエ 赤ワインのコルス」。この魚がまたとても美味しい。雲丹のクレープも面白い。
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肉料理は「フランス産リ・ド・ヴォのパネ カルボナーラ風」。リドボーとは仔牛の胸腺のことです。白くて柔らかい、白子のようとも言える高級食材です。味は、まあまあですね。淡泊であまりクセはありません。
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プレデセールは、ほんのり甘くて滑らかな一品。美味しい。
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デザートは「ラ・フランスのキューブ‘ベルヘレン’」。洋梨のコンポートをホワイトチョコレートで包んだものでこれも美味しいです。洋梨のソルベが添えられています。その後、お茶と小菓子で終了。
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いつ来てもここは豪華で美味しく、素晴らしいレストランです。

オーベルジュ・ド・リル・ナゴヤ公式サイトhttps://www.hiramatsurestaurant.jp/aubergedelill-nagoya/

Category - フレンチ

2 Comments

BP  

No title

素晴らしい記事でした。
こちらの記事に背中を押されて、
記念日にオーベルジュ・ド・リル・ナゴヤで
初めて食事をすることができました。

素晴らしい経験ができました。
いつも新しい世界のことについて
ブログを通じて教えてくださり、
ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

2019/02/11 (Mon) 21:58 | EDIT | REPLY |   

Dr.Takabo  

Re: No title

BPさんコメントありがとうございます。
拙い記事ですがBPさんの参考になったとしたら嬉しいです。
今後ともブログを読んで頂ければ幸いです。

2019/02/11 (Mon) 22:43 | REPLY |   

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