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放蕩記

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カハラホテル・旅行記

ロビーにて

ハラホテルは2011年8月に宿泊した。The Kahala Hotel & Resortはハワイはオアフ島のホテル。ハレクラニとともに、最もラグジュアリーなホテルだ。昭和天皇、今上天皇をはじめ、アメリカ大統領、イギリス皇室、ハリウッドスターなど数多のVIPが宿泊することからも、そのただならぬ格式は明らかだ。2006年にハレクラニに宿泊しているので、今回はカハラを選択した。

 ワイキキの繁華街にあるハレクラニは、その立地が利点でもあり欠点でもある。徒歩で賑やかな通りに行ける利便性の代わりに、ホテルを一歩出れば喧噪の中に入ってしまう。一方ワイキキから車で15分ほどの距離にあるカハラでは、それが正反対となる。すなわち自然に囲まれて静かなリゾートである代わりに、華やかな場所に行くためにはシャトルバスやタクシーが必要となるのだ。初回のハワイならワイキキの立地は魅力的だが、2回目以降ならカハラの選択に迷いはなかろう。カハラのビーチにはワイキキのような混雑もなく、水は澄み、宿泊客だけの静かなプライベートビーチなのだ。

ビーチ01

 お盆休みの期間に4泊。日本もアメリカもバカンスのシーズンのため予約が取りにくい。数ヶ月前から休暇を計画し、ネットで予約した。数ヶ月前なら、スイートルームを45%オフで取ることができるパッケージがあるのが嬉しい。カハラのスイートは、数部屋しかない最高グレードのシグネチャースイート、海に面したココヘッドオーシャンフロントスイート、山側のパーシャルオーシャンビュースイートの3カテゴリーがあり、2番目のカテゴリーを選択。1泊1室2000ドルぐらい。割引で1200ドル程度。円高なのでさらにお得感がある。

スイートの特典もある。
1)空港ホテル間のリムジン送迎
2)朝食付き
3)午後の軽食サービス
4)ビーチのカバナ(屋根付きのベッド)確保
など、結構ありがたい。

キャリーハワイ迎え キャリーハワイ送り
リムジンでのお迎えと、お送りはVIP気分。

 さてハワイだが、ホノルルに着いた途端、我々はここが別世界であることを思い出す。気候だ。海の綺麗さで言えば、沖縄だって負けてはいない。だけど気候は違う。逆説的な言い方をすれば、涼しい。滞在中も何度も思った「軽井沢みたいだ」と。常夏の島、しかし避暑地でもある。陽射しはストレートで強い。しかし日陰に入ると風が涼しいのだ。日中でさえ、クーラーがいらないほど(日本では考えられない)。もちろん海の水も冷たくないし、水から上がって風がふいても寒くはないから不思議だ。海に面していても磯の臭いがしないし、べたつくこともない。カハラの海は波も穏やかで、まるで水平線まで続く巨大なプールのようだ。

 リムジンを降りた我々は、レイで迎えられる。カハラのロビーはとりわけ有名だ。重厚で古風なマホガニーの家具。生花。そして立派なシャンデリア。チェックイン後、日本人女性コンシェルジュによって部屋に案内される。「私はこの部屋が一番好きです」と彼女。スイートの中でも特に眺めの良いその部屋は、後から知ったのだが、タレントの梨花さんがTV番組の中でお気に入りとして紹介し話題となった通称「梨花部屋」であった。

ロビー
華やかなシャンデリアと重厚な家具。

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各国のVIP宿泊時の写真が展示されている。(昭和天皇と今上天皇)

[ 部屋 ]
 リビングとベッドルーム。リビング横には独立したスペースに、トイレ、シャワールーム、クローゼット、洗面台、ミニバーがあり、ベッドルーム奥には同様に、トイレ、シャワールーム、バス、クローゼット、ミニバーと2ヶ所に洗面台がある(このため滞在中我々夫婦はおのおの専用のトイレ、洗面台、シャワールームを利用することとなった)。トイレとシャワールームとクローゼットが2ヶ所、洗面台が3ヶ所、金庫が2台もあって笑える。スイートってそもそも広すぎて持て余し気味になるものだ。

ルーム01
リビングからベッドルームを臨む。天井ファンはリゾートホテルのお約束。

ルーム02
リビングには毎日補充される新鮮なフルーツ。大粒だが種なしのブドウがいい。カハラ名物のチョコレートはウェルカムサービス。

 洗面所アメニティはイギリス製の最高級ブランド「Asprey」。シャワーの湯量も申し分ない。1日2回のルームキーピングの度にミネラルウォーターが補充される。アメリカらしい大きくて重い家具。窓からは絵のような風景が見える。ベランダにはBrown Jordan作の椅子、長椅子、机。このベランダからは青い海と珊瑚礁が一望。下にはイルカの泳ぐ池が見える。午後には日替わりのオードブルとビールとジュースが運ばれてくる。

ルーム03
このタイプの洗面台が3ヶ所、湯量の豊富なシャワールームが2ヶ所、バスタブが1ヶ所。

ルーム04 ルーム06
イギリスの高級アメニティ「Asprey」。

眺望
ベランダの正面は太平洋、左はココヘッド、右はダイヤモンドヘッドが一望。(パノラマ撮影)

ルーム05
ベランダのBrown Jordanの椅子はシンプルながら座り心地がよいデザイン。

おやつ01 おやつ02
日替わりの午後のおやつサービス。ビールとトロピカルジュースを添えて。

窓からココヘッド
ココヘッド側の窓からの絵のような風景はこの部屋の絶妙な高さならでは。

[ アトラクション ]
 イルカの泳ぐ池はカハラの目玉の一つだ。調教師の指導の下、イルカと触れ合うアトラクションも人気だ。間近で見るイルカたちは実にかわいいものだ。そのせいか子ども連れの家族も多く、日中にはプールから聞こえる子どもたちの黄色い声が明るい

プール
ベランダから見たプール。

ドルフィン
人気のドルフィンクエスト。池には5体ほどのイルカが飼育されている。見ているだけでも癒される。
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 ビーチはゴミ一つ落ちていなくて清潔。砂はさらさら。宿泊客だけなのでいつも空いている。透明で遠浅の海。穏やかな波。小魚は泳いでいるが、海藻や、ましてやクラゲなどは居るはずもない。30mほど沖に泳ぐとまた浅くなり立ち上がることができる。そこは珊瑚礁の中だ。

ビーチ02
遠浅の海は徐々に深くなるが30mほど沖に泳ぐとまた膝ぐらいの深さになる。そこは珊瑚礁だ。

ビーチ03
ビーチではカバナを用意してくれる。

ビーチ04
ここまでのビーチの美しさはやはりワイキキでは得られない。

[ グルメ ]
 レストランは、フレンチのメインレストラン「ホクズ」、和食の「Tokyo Tokyo」、朝食ビュッフェの「プルメリア・ビーチハウス」などがある。

【 プルメリア・ビーチハウス / ビュッフェ 】
 毎朝のビュッフェは賑やかだ。予約しても数分待たされる。多数の従業員がよく動く。着席するとコーヒーがポットごと供される。アメリカは何でも大量だ。見回すと白人6割、日本人4割ぐらい(アフリカンアメリカンや中国人、韓国人はほとんどいないようだ)。小さい子ども連れの家族もちらほら見られるが子ども達もお行儀がよい。青い海と空を見ながらの朝食。小鳥がこぼれたパンくずをついばみに来る。洋食はもちろんだが、白米や味噌汁、漬け物などもあり、日本で食べるよりも美味しいほどだ。

プルメリア・ビーチハウス01

プルメリア・ビーチハウス02

【 Tokyo Tokyo / 和食 】
 混雑するシーズンなので念のためメールでホテルとのやりとりであらかじめスパとレストランは予約しておいた。Tokyo Tokyoの熱帯植物の葉に囲まれたテーブル席は、ハワイや日本と言うよりもバリ島のような雰囲気だが悪くない。日本人スタッフが応対。サッポロビール($7)とカクテル($6)で乾杯。カリフォルニアロール($13)、レインボーロール($13)、海老しんじょう($16)、チキン塩焼き($12)。値段もそれほど高くない。ボリュームも多すぎることはなく、我々のような小食ならこの程度で丁度いい。海外で食べる日本食はどうしていつも美味しいのだろう。

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Tokyo Tokyoはホテルの1Fにある。 / 刺身が外側に巻かれたレインボーロール。

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アメリカ寿司と言えばカリフォルニアロール。 / 海老しんじょうはソーメンを揚げた器に盛られている。

【 ホクズ / フレンチ 】
 ホクズは有名なレストランで、宿泊者でなくともこの店を目当てに訪れる客も多いと聞く。この日もホクズはお客が一杯で賑やかだった。しかしメインレストランなのに月火休みとはいい度胸をしている。ドレスコードがあるが、アメリカだし、ハワイなので結局ラフな格好のお客も多い。しょせん服装なんて本人の好きにすればいいのさ。我々はめかし込むのが好き。重いのにレストラン用に靴や服もパックして持ってくるのだ。そのように楽しみなレストランだが、日本のフレンチのように気軽にコースを頼めないのが嫌だ。何故かと言うに、量が多いに違いないからだ。だから刺身とサラダの前菜を一皿($16)、それも二人でシェアすると言って頼み、メインははじめから二人用となっているビーフのテンダーロイン($96)をオーダーした。食前にはグラスワイン(Chandon Brut $15)、食後にはラプサンスーチョン($8)とエスプレッソ($5.5)。しかしアミューズもあるし、パンもあるし、お茶菓子もあり、何より2人分のステーキは、我々の感覚では4人分じゃないかやっぱり。そういうわけで満腹で大満足というよりも、量が多すぎることが逆に不満なのだ。残すのも悪いし。

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アミューズ・ブーシュ

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前菜はハワイ産ヤシの芽とアヒ(ハワイのマグロ)のサラダ

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メインは2人用(我々の感覚では4人用)にサーブされるテンダーロインステーキ / お茶菓子

【 ルームサービス 】
 ルームサービスも利用した。お気に入りはカハラバーガー($20程度)。焼き加減はウェルダンにした。ハンバーガーはさすがにアメリカオリジナルだけにとても美味しい。あっさりしたアメリカの肉はハンバーガーに良く合う。もちろん二人でシェアするためカットしてもらった。麺類も食べたくなってワンタンメン($20程度)も注文した。スープを別に持ってきてその場で麺に注いでくれるので伸びなくて良い。エビ天なども入って具だくさんだが、やっぱりラーメンの味付けはアメリカでは難しいだろう。

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さすがアメリカ。ハンバーガーは美味い / 具だくさんのワンタンメンもまあまあ

[ スパ ]
 カハラホテルのスパも随分と有名らしい。したがってこれも事前にメールで予約しておいた。メニューはたくさんあるが、時差ぼけ解消のため次のメニューをオーダーした。

【 ジェットセッターズ・リジュベネーション 120 分 - $340 】

日付変更線を超え何千マイルもの飛行を終えた後、旅行者を悩ませる時差ぼけ。貴重な時間を無駄にしないためにも、こちらのトリートメントを是非ご体験ください。飛行中の気圧の変化に伴う足のむくみを解消するフット・リチュアルの後、インフィニティー・バスで全身の筋肉の柔和を促します。そして全身マッサージにより、体内のリンパ、血液の循環を促進し、身体の疲れを癒します。最後に、機内でのお肌の乾燥を改善するリフレッシャー・フェイシャルで締めくくります。


 女性セラピストによる、夫婦同室のカップルズルームを予約した。しかしカハラと言えどもさすがアメリカ。見事にミスされ、若くて綺麗な白人女性セラピストそれぞれによって、我々夫婦は別室へと誘われたのだった。施術ははじまったのだが、カップルズルームをオーダーしてあったので変更の可否と、家内の意向を聞いてきてくれるよう頼み、他の部屋も満室のため変更できないこと、家内はこれでよいと言っていることを確認し施術を続けてもらうこととした。ムードのある部屋で綺麗なセラピストに受けるマッサージは至福の時であり、気持ちよすぎて途中で眠ってしまうほどであった。家内も随分と満足したようで、オーダーの取り違えは不問としたのだった。

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スパの受付 / 施術室ではまずは30分アロマバスに入る

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施術台。神秘的な雰囲気の中で1時間半ほどのマッサージを受ける

[ 余談 ]
 カハラホテルと空港のラウンジのトイレットペーパーは同じで、紙質がよい。ベラージオのも良かった。アメリカの高級施設のペーパーは良いようだ。探してみたが日本には同様のものはみつからなかったので残念。逆に公共の場所にある、バカでかい円盤のようなトイレットペーパーとホルダーは使いにくいことこの上ないが。

Category - カハラホテル・ハワイ

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