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放蕩記

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アメリカと日本での車の価格差について

Category - ポルシェ
2011年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたポルシェ911の2012年モデルがいよいよ11月10日から受注開始となる。新型911シリーズは、デザインをキープコンセプトとしながら約90%のコンポーネンツを一新することで、従来モデルを上回るスポーツ性能と利便性の両立が図られているとのことで評判が良い。それだけに一層昨今の円高効果によって価格が下がることが期待された。しかし蓋を開けてみれば円高メリットはなく、従来とほとんど変わらない価格設定となっている。それはそうだろう、と思う。911を下げればケイマンなどそれより安い車種との整合性が崩れてしまうから。とは言うものの、先に発表されたアメリカでの価格と比較してあまりの違いに愕然とした。

 911カレラの上位車種であるカレラSのPDK(オートマ車)を例に挙げるなら、アメリカでの価格が$ 100,480、本日のレート78円で計算すれば約783万円。一方日本での価格は1456万円。何とアメリカの方が673万円も安いのだ! これはいくらなんでも酷すぎる話ではないか。ちょうど頃合い良く、ポルシェ・ジャパンの担当者から電話が入ったのでその件について理由をただしてみた。

私「円高のメリットはないんですか?」
ポ「前回の価格見直しで少し安くなったのですが、その後本国ドイツで価格を戻したので、日本の価格もそれに伴って上がり、現在円高のメリットはありません」
私「それにしてもアメリカの価格と比べてあまりにも違いすぎますよね。どうしてですか」
ポ「車は国によって値段の設定が異なります。そもそもアメリカでは車というものの価値が低いんです。日本で1000万円ぐらいの価値のある車でもアメリカでは500万円ぐらいで買えてしまいます。ポルシェでは日本での価格は本国ドイツの価格とほぼ同じように設定されています」

 なるほどそういう事情とは知らなかった。ちなみにドイツでの価格を調べてみた。EUR 105.946,50。108円として計算すると約1144万円、それでも日本よりは312万円も安いが、アメリカの値段の前ではこれぐらいはしょうがないかとも思えてしまう。

 他の車でも同様の傾向にあるのかどうか調べてみた。例えばLexusのLS460は、日本では796万円、アメリカでは$ 67,130(約523万円)など、あらゆる車がアメリカでは格安となっている。そして高い車になるほどその差額は大きいものになっている。そこで、個人輸入をするとどうなるかを調べてみたら、まあ確かに安くはなるが、その手間は極めて大きいようにできている。安い車を輸入するのは手間を考えればすべきではないし、金額の大小が気にならないほど高い車を買う人にももちろんお勧めはできないという代物だ。そういうわけで、アメリカはこんなところでも優遇されている国なのだと再認識した次第。

Porsche Japanサイト
Porsche UASサイト
Porsche Germanyサイト

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